猫の絵

Kittyちゃん

新しいサイズ用のサンプル製作をしました。


元の写真

垂れ耳の子猫ちゃん。かわいい…♪


制作工程

あたり線をトレースしていつものようにハイライトを白で描き始めます。
白色の面積が広いので最後まで白色が活躍しそうです。
垂れ耳がチャームポイントですが、大きなお目目も負けずにチャームポイントですね。
しっかりと描いていきます。

白い毛並みが光をサンサンと浴びているところを白色で描き込んでいきます。
白と言っても白の中には無段階のグラデーションがありますので、サンプル画像をよ〜く観察しながら進めていきます。

長時間描いていると何が何だかわからなくなってくる事もたまにあります。
そういう時はコーヒーブレイク♪しましょう。
珈琲の香りを楽しみながらぼんやり外の風景を眺めているとリフレッシュ出来ますからね。
飲み終わったら続きを進めていきましょう。

白とグレーで進めてきましたがここで初めて黒の鉛筆を参加させます。
珈琲飲んで頭スッキリして、黒色で作品も締まってスッキリです。
細かなでティールを描いていきます。
おヒゲも描いてそろそろ仕上げの段階です。


完成した作品

陰影調整して完成です。


新しい額装

大きさは横211×縦263mm。
裏に折り畳みのスタンド(脚)が付いているので、壁掛けと自立の両方で飾ることが出来ます。

今までの額装よりもライトでモダンなデザインになり小ぶりなサイズです。
いろいろなお部屋でさまざまなシーンでお使い頂けます。

お値段は「Sサイズ」よりとてもお求めやすい¥48,000です。

是非ご検討ください。

ご注文時にサイズ選択欄はどれでも結構です、コメント欄に「新サイズで注文」とお書きくだされば結構です。
https://kagawakaduaki.com/order

わからない事など御座いましたらいつでもお気軽にお問合せください。お待ちしています。

2022-09-29 | Posted in モノクロペットアート

 

画材

モノクロペットアートを描くシンプルな道具
モノクロペットアートのシンプルな道具。パステル鉛筆や鉛筆、消しゴム類の紹介。

【今の画材に辿り着くまで】

モノクロペットアートを描く以前は水彩画でカラフルに描いていたのですが、技術的なことで思い悩んでいたある日、偶然美術館で見かけた一枚のモノクロ絵画からヒントを得て今のモノクロ技法に辿り着きました。


【パステル鉛筆】

色鉛筆に形がよく似たパステル鉛筆はシャープなタッチで細かな描写を描くことができます。白と黒と灰色3色との5本を使って描いています。


【鉛筆】

下書きを描く際に使う鉛筆の下書きはあえて残すこともありますが、それはパステルの下の鉛筆も絵の一部だからです。


【鉛筆削り】

パステル鉛筆は普通の色鉛筆と同じように鉛筆削りで削ることができます。
短くなるとホルダーに挿して最後まで使い切ります。


【消しゴム】

下絵の普通の鉛筆は消えますが、オイル系パステルには役に立ちません。
パステルで描く作業は後戻りができません。


【マーメイド紙】

ベースになる紙は洋紙の「マーメイド紙」のグレーの紙を使用しています。
パステルには不向きですが独特のタッチを好んで使っています。


シンプルな道具だからこそ出来ること

シンプルな画材ですが、それが逆に無限の可能性を生み出します。描き方を工夫するとペットの内面や存在感、空気感までもを表現することが可能になります。不思議なことに無彩色のモノクロ作品でも観る方の心の中にある記憶やイメージを投影するように、瞳の色や毛艶の色合いをその中に見出すこともあります。





2019-12-12 | Posted in ペットアートについて