へそ天

ごろり〜ん。
これこれ、なんちゅう格好するんですか?
撫でて撫でて〜の催促なのか?
御散歩したくないアピールなのか?
背中が痒いのか?
やる気なくてダラダラしているだけなのか?
なんにせよレディーがそんな格好しちゃいけませんよ!めっ!
うずうず

ぶち模様が可愛いダルメシアンは遠くにいてもひと目でわかる個性的なわんこ。
もしポケットの中に水性サインペンがあったら、どこか分かりにくそうなところにこっそりと模様をひとつ書き足したくなる衝動に駆られるのは僕だけでしょうか?
きっとわんこ本人も飼い主さんも気が付かない僕だけが知っている新しいぶち模様。
もちろん妄想するだけです。決してやりませんよ。
…うずうず。
お家に帰ろう♪

夏が終わり秋に季節が移り変わろうとしています。
それは数日前に轟いた雷鳴、それとカーテンを揺らす風が涼しくなって日没時間が早くなったこと。
ひとりで御散歩してきたワンコがたったったっと家路を急いでいます。
どの家からも夕ご飯を支度する良い匂いが漂っています。
成熟した精神
犬や猫達の頭脳はおおよそ人間の3歳児程度と言われていますが、共に暮らしている時に感じる印象はもっと成熟していてとても賢い存在だと言うこと。
物を数えたり、理路整然と考えたりは出来るかどうかはわからないのですが、場の雰囲気を察する洞察力や悲しんだり傷付いたり病んでいる相手への思い遣りなどの精神面での成熟度は3歳どころか立派な成人以上だと思うことが多いです。
人間と同じくペット達の性格も様々で個性的ですが、色々なことに固執して悩み苦しむ人間よりも、余程達観している存在だなぁって思います。

「ボドミ!なんて美しいの!」
お客様からのご感想

納品後にオーナー様より嬉しいメールを頂けました。
掲載の許可を頂けましたのでご紹介させていただきます。
香川かづあき先生
お世話になっております、こんばんは。
先ほど、作品が到着致しました!ドキドキしながら梱包を開くと・・・・
滑らかでビロードの様な美しい被毛、
ちょっとツンとした様な誇り高い表情、
そして、眼が・・・生きていて・・吸い込まれそう眼力を感じました。
正に若い頃の生前のボドミでした。
「ボドミ!なんて美しいの!」と心からの感動を覚え、
「こんなに美しく描いて頂いて、本当に良かったね!」と
ボドミのお骨の前で、嬉しくて号泣してしまいました。
この素晴らしい絵は、キキのテーブルさんを通じ、ボドミがリクエストして来た通り、遺品と共に彼女の大好きだった軽井沢に飾ります。
そして、私の宝物として、生涯大切に致します!
ず~っとずっと大切に致します。
私のプリンセスを、こんなに美しくキュートに描いて下さったこと、心から感謝致します。
彼女は現在、若い頃のこの美しい姿に戻って、お空で何不自由なく、楽しく過ごしていることでしょう。先生、本当に本当にありがとうございました!
超感動です!!新しく家族になったバセットハウンド達も、いつか、先生に描いて頂きたい!と思います。その時は、又、よろしくお願い致します。時節柄、ご自愛下さいませ。

素敵なメールをありがとうございました。
モノクロペットアートは香川かづあきが描くペットの肖像画。大切なペットへの誕生日プレゼントや頑張った自分へのご褒美や素敵なお部屋のインテリアに、ペットロスでお悩みの方のアートセラピーとして亡くなった子の遺影として日本全国のペット愛好家の皆様にお届けしています。
画材
モノクロペットアートを描くシンプルな道具

【今の画材に辿り着くまで】
モノクロペットアートを描く以前は水彩画でカラフルに描いていたのですが、技術的なことで思い悩んでいたある日、偶然美術館で見かけた一枚のモノクロ絵画からヒントを得て今のモノクロ技法に辿り着きました。
【パステル鉛筆】
色鉛筆に形がよく似たパステル鉛筆はシャープなタッチで細かな描写を描くことができます。白と黒と灰色3色との5本を使って描いています。
【鉛筆】
下書きを描く際に使う鉛筆の下書きはあえて残すこともありますが、それはパステルの下の鉛筆も絵の一部だからです。
【鉛筆削り】
パステル鉛筆は普通の色鉛筆と同じように鉛筆削りで削ることができます。
短くなるとホルダーに挿して最後まで使い切ります。
【消しゴム】
下絵の普通の鉛筆は消えますが、オイル系パステルには役に立ちません。
パステルで描く作業は後戻りができません。
【マーメイド紙】
ベースになる紙は洋紙の「マーメイド紙」のグレーの紙を使用しています。
パステルには不向きですが独特のタッチを好んで使っています。
シンプルな道具だからこそ出来ること
シンプルな画材ですが、それが逆に無限の可能性を生み出します。描き方を工夫するとペットの内面や存在感、空気感までもを表現することが可能になります。不思議なことに無彩色のモノクロ作品でも観る方の心の中にある記憶やイメージを投影するように、瞳の色や毛艶の色合いをその中に見出すこともあります。