モノクロペットアート

髭、鬚、髯。

サンプルにシュナウザー(Schnauzer:通称ヒゲ犬)を描き始めました。

一口に「ヒゲ」と言っても、漢字には3つの「ひげ」があります。

「髭」はひくちひげ。「髭」はひげを漢字で表すときに一番よく使われる漢字ですが、区別するときにはくちひげを表します。

「髯」はほおひげ。ほおひげは、耳の前側から顔の輪郭に沿って顎のあたりまで生えている毛です。

「鬚」はあごひげ。あごひげは口の下から顎にかけて生えている毛です。

英語でも場所によってひげの呼び方が違います。

くちひげは “mustache”

ほおひげは “whiskers”

あごひげは “beard”

区別をせず、単にひげと言いたいときには “beard” 。

Schnauzerはドイツの犬なんですけど、なんとなくドイツ人はヒゲを蓄えているイメージです。なんとなくですけれど。

ヒゲはほとんどの成人男性には多かれ少なかれ生えるものですが、いつしかヒゲを剃ることがマナーでヒゲを生やしている人間は悪人というイメージになっていますね。不思議です。

ややこしいヒゲ犬描きから息抜きするために、ヒゲについて少し調べました。多分すぐに忘れちゃいますけれどね。メモとして。

仕事に戻ります。

2021-03-03 | Posted in モノクロペットアート